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老人ホーム寿園・相扶園 看護課

看護課の紹介

老人ホーム寿園・相扶園の看護課(養護老人ホーム寿園診療所)です。
入居者のみなさんの日々の健康管理を担当しています。また、在宅サービス部門の看護職員のサポート等幅広く業務を担当しています。
さまざま経験を持つ看護職が力をあわせて仕事にあたっています。

令和5年度、看護課は以下の目標で日々の看護を行っていきます。

【基本目標】病気のみならず、その人全体を看る

1. 入所者、職員すべての人が健康でその人らしく過ごせるようなケアを行います。

2. 情報の共有方法を考え、誰が関わっても統一したケアが行えるように努めます。

3. 経費削減の為、情報や物品を整理整頓しICTも活用することで効率的に働きます。

4. 入所者のご家族へ情報提供を行い、大事なご家族を安心して預けていただけるよう努めます。

5. 得意分野を発揮すると共に、苦手分野は補い合いチーム一丸となってみなさんの健康を守ります。

コロナ禍の今、職員は全員マスクをつけています。

顔と名前、性格など少しでも知ってもらえたら覚えてもらえて声もかけてもらいやすいかと考え、診療所の出入り口には似顔絵を貼り、職員の特徴を載せています。

「明るい雰囲気で入りやすくなった」と言ってもらえています。

みなさんの薬を朝、昼、夕、寝る前に分けて準備します。

入所者のみなさんは病気に合わせて薬を処方されています。それをその日の薬担当看護師がケースに入れて準備します。間違いがあっては大変なことになります。配薬が正しくされているか、別の看護師がもう一度チェックしています。

自分で目薬を入れることが難しい方には、看護師が点眼しています。この時に体調などに変化がないか、声をかけて確認しながら行います。入所者さんとのコミュニケショーンも大事な仕事です。

処方された軟膏は、必要に応じて肌を洗って清潔な状態にしてから塗っています。毎日のケアで少しずつ状態が改善されていくのを見ると嬉しいです。

 

相扶園の特養、養護老人ホームには常勤の医師はいません。毎週火曜日、木曜日の午後に嘱託医の藤野先生による診察時間を設けています。それ以外にも時間や曜日を問わず、看護師が判断に困る事柄は全て電話で相談し、指示をもらって処置など行います。

看護課では毎週木曜日に勉強会をしています。今日は理学療法士の指導を受けてリンパドレナージの実習を行いました。リンパの流れを促すと痛み物質も流れ痛みが緩和するとのこと。少しでも痛みを和らげることが出来たら…実習に熱が入ります!

 

入所されている人の中には爪がこのような状態の人も…爪のケアについて専門の研修を受けて、少しずつケアに取り組んでいます。

「また歩けるようになりたい」など、入所者さんの希望に応えるため理学療法士による個別指導も行います。看護師がそれぞれの病歴や今の状態や希望を伝えて始まります。

また、拘縮予防のためのベッド上でのポジショニング、座った状態でのシーティングポジションなどを看護師やワーカーも指導を受けます。正しい情報の共有、日々の積み重ねが大事です!

理学療法士による音楽療法も行われます。キーボードや鍵盤ハーモニカでの演奏に合わせて唱歌や歌謡曲を歌います。思い出しながら歌う事、大きな声を出す事も大事なリハビリです。入所者さんの楽しそうな歌声がフロアに響きます♪

入所されているみなさんの健康を守るには体調の変化に早く気づけることが重要です。それは日頃の様子を知っておくからできること。毎日声をかけて体温測定すると共に、顔色や歩き方なども確認します。特養、養護の100人以上の入所者さん全員の確認をするには、食堂に集まられる時が狙い目です!