三次看護学校の学生が実習に来ました。今年からカリキュラムに福祉施設での実習も加わったそうです。こちらも受け入れ初体験です!
受け持ちの入所者さんを決めて、それぞれ計画を立てて実行します。
足の筋力低下の見られる入所者さんには、計画に歩行訓練を加えていました。ただ歩くのではなく、本人が好きな季節の花を見る事も動機づけにしていました。普段は歩いて行かれない場所まで行かれた事で、ベランダに植えてある花を見られ「キレイねー」と喜ばれました。
足の浮腫も見られるので、リンパマッサージも計画に。自分でする方法を伝え、一緒にしていました。「なんか気持ちいいね」と☺️
もう1人は認知症のある利用者さんを担当。意欲も低下して自分でなかなか食べられない人ですが、はじめから介助するのではなく、声掛けて器を持ってもらい自分で食べる事ができるようにアプローチ。おやつは全て自分で食べられました🎶
刺激も必要と、車椅子で一緒に施設内をめぐり、診療所前の図書コーナーで絵本を見られていました。絵を見ながら色々な言葉も引き出せていました。今までにないくらいの笑顔も見られました。
実習した学生さんも医療現場とは違う場所での看護を学べてもらえたのではないかなと思います。そして彼女らが感じた事は私たちにも刺激になりました。立ててくれた計画を今後のケアに活かせそうです。